【企画】適当な7つの単語を使ってストーリーを作る

Twitterで「ひとつ単語をくれ」と呟いたら7つ来た。あらあら。

 

お題:爆笑、焼肉、練馬、土木、積極的ニヒリズム、声、炭酸

 

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いまから思い返せば苦笑するしかないような話だが、大学生時代にこんなことがあった。

俺と親友のSはどういう訳か色黒に憧れていて、よく身体を焼きに九十九里浜まで通っていた。しかしただ寝そべって焼いているのも暇なので、釣りをしたり、ナンパをしたりして遊んだ。

ある日、さん橋の上で釣りをしていると、浜辺を歩いている二人の美女を発見した。俺たちはこんなときの為にナンパの作戦を練りまくっていて、ついにそれを実行する時が来たと悟った。釣り道具をその場に置いて浜辺に向かい、さりげなく話し掛ける。

「こんにちは。突然なんですけど僕とこいつである勝負をしていて、ちょっと手伝ってもらえませんか?」

すると二人の美女はこそこそと何かを相談し、それからこちらに向き直った。ひとりが口を開く。

「人間同士で優劣をつけてどうするんですか?」

俺たちはあっけにとられて固まってしまった。もうひとりがこう続ける。

「勝負なんてしても無駄ですよ。それぞれがありのままの姿で生きればいいのです」

どういうことだ。積極的ニヒリズムというやつか?とにかく二人の美女はまともには見えなかった。

Sが、「こえーよ」と呟き、俺はそれに同意した。それから適当に話を誤魔化して、俺たちは一旦さん橋に戻った。釣り道具を回収し、その日はもう帰ることにした。

翌日、SNSでこんな記事が出回っていた。

「ナンパ対策として、相手が気味が悪いと感じるようなセリフを用意しておきましょう」

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ごめん、「積極的ニヒリズム」無理だった。というか、無茶言うな。

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