本が出ましたっていう報告です。
プロ作家としての2冊目がまさか英会話教本になるとは自分も含めて誰も予想できなかったと思うんだけれど、そういうことになった。
【お仕事報告】
脚本などを担当した「ホロリスニング ホロライブEnglish -Myth- と学ぶ 不思議な世界の英会話!」が本日発売です📖💿
なもり先生 @_namori_ の表紙が目印!
ぱんじゃむのなめ先生 @nononanameme の挿絵も可愛い!#holoMythと英会話 pic.twitter.com/LoKOAfcWd7— 塗田一帆(ぬるたいっぽ) (@nulltypo) September 29, 2023
この本には企画段階からめちゃくちゃ口を出させてもらっていて、最初に受け取った原案では全然違うストーリーだったんだけれど、打ち合わせの時に「せっかくだから████やりましょう」みたいなことを提案して、全部俺の感性でプロットを作り直させてもらった。
その結果、いまの「不思議な世界で大冒険」みたいなストーリーになって、1本のエンタメ作品としても満足できるようなものになったと思う。教材を作るにあたって、何回も読み返したくなるような物語が必要だと感じたから。
本文の台詞について。
これはなるべく自然なものにするために、最初に俺が日本語で脚本を書いて、それを英語の台詞に翻訳(ネイティブっぽく意訳)してもらって、その英語を更に俺が再翻訳して日本語訳を書くというアクロバティックなことをしている。その結果、違和感は少ないと思う。
翻訳の過程でいくらかの想定外はあったものの、読んでいて矛盾が無いようにほとんど修正できたので、それも読者からしたら些細な問題になった。
脚本を書く上で大変だったのは、インプットかな。
5人の特性、というか人格をガッツリ頭に入れていないといけないので、改めて切り抜き動画とか誇張抜きで何百本も見まくって、小ネタとかミームを収集して、独自で呼称表とか作ったり。
まあMythはデビュー配信からぼちぼち追ってはいたし、こういうツールも作ったり、重要ポイントはある程度抑えられていたとは思う。でも本一冊分の台詞を書くには全然足りないからね。かなり追加でお勉強した。
日本語字幕付きの切り抜きチャンネルさんたちには大変お世話になりました。
逆にストーリーについては筆の赴くままに、5人のキャラクター性を活かしつつシンプルに面白い物語を書いたって感じ。
カバーさんの監修はものすごく寛容で、やりたいことはほぼ全部やらせてもらった。
こういう”受け取り手が明確に決まっている作品”は話を書きやすくて、にじさんじの「これがバズったら死んでもいい」もそうだったけど、読者の顔が見えているから、こういう風にしたら喜んでもらえるんじゃないかなっていうのが直感的にわかりやすい。なぜなら俺もオタクなので。
きっと、「英会話教本で████とかやっていいんだ」って驚くと思う。
というわけで、とにかく楽しいお話になっております。
ボイスドラマとしても価値があると思うし、もちろん英語の教材としてガッツリ活用できる。
なもり先生の表紙やぱんじゃむのなめ先生の挿絵も最高。
そんなお得すぎる本作、是非お買い求めください!
感想はハッシュタグ #holoMythと英会話 までよろしく!
(もし他に訊きたいことがあれば、メディアさんの取材お待ちしております)
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