バーチャル朗読劇の脚本というのを書かせていただいた。
まあとりあえず本編を観てもろて。
【#にじさんじこれバズ】バーチャル朗読劇「これがバズったら死んでもいい」 出演:愛園愛美、叶、健屋花那、成瀬鳴【にじさんじ】
主催の健屋花那さんからお話を頂いたのは2022年の12月で、脚本を書きながら年を越した感じだった。
去年3月に出した小説「鈴波アミを待っています」で健屋さんに帯コメントを書いていただいたんだけれど、まあその繋がりで。
とは言っても、鈴波アミとは打って変わって今回は完全にコメディ路線だから、ギャグアニメを大量に観るなどして感覚をチューニングしながらの執筆になった。(でもアニメと劇って色々と違うし、直接参考になるような場面は少なかったかな)
さて、この朗読劇のポジションについて。
”Vtuberの劇”の歴史を語るとなると、まぼろし座のVR演劇「Virus」くらいから始めないといけないんだけれど、その辺はちょっと割愛して、にじさんじ内での話。
元々いわゆる”声劇”をやっている人は沢山いて、今回出演していただいた成瀬鳴さんの#にじさんじ声劇同好会にはかなりの人数が参加しているし、彼の3Dお披露目配信では朗読劇のコーナーもあったりした。
他にも、#深夜の声劇とか、#にじさんじ声劇部とか、#SEEDsマフィアとか、空星きらめさんと周央サンゴさんのユニット「きらンゴ」とか、探せばもっといそう。
”バーチャル演劇”っていう括りで言うと、にじフェスでの「不思議の国のアリス」とか、健屋さん企画の即興劇「カタシロReflect」シリーズとかもあるんだけれど、今回の”バーチャル朗読劇”というのははっきりと黛灰さんの文脈と言える。
【バーチャル朗読劇】お披露目作『バーチャル朗読劇のつくりかた』
これが黛さん曰く「第0回のようなポジション」とされていて、彼が引退したことによって誰かが第1回を引き継ぐ必要があった。
そこで健屋花那さんが手を挙げて、俺に話が来た、という流れ。
(今回「第1回」と付いていないのは、他のライバーもこのコンテンツを継いで各々で広げられるように配慮したとのこと)
ちゃんと引き継ぎを行えたかどうかの判断は当事者たちと視聴者のみんなに委ねるしかないので、俺からはここまでにしようかな。
Vtuberの劇って面白いから、ここから更に盛り上がるといいね。
最後に。
今回演じてくれた4人のライバーさんたちと、かなり無茶言ったのに黙って遂行してくださったえにからスタッフの皆様、ありがとうございました!
あと夏ハル先生のサムネイラストも最高!
あんどゆー。
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