【短編小説】Vtuberアンソロジー「Starting Over」に寄稿しました

文学フリマ東京40で頒布される同人誌に短編小説を寄稿した。

これは”Vtuberアンソロジー”となっていて、8名の作家(プロアマ合同)全員がVtuberをテーマに短編小説を書くという企画。

 

 

主催の夏鎖さんはライトノベルのレビューブログを運営している人で、以前「鈴波アミを待っています」のレビュー記事を書いてくれたりした関係。

あとはVtuberラノベの研究とかもしている。

 

俺が書いた小説について。

タイトルは「あの日、音喜多ミカのチャンネルで何が起きていたのか」

これは「鈴波アミを待っています」と対を成すようなテーマになっていて、鈴波アミが”配信が始まらない物語”なのに対して、音喜多ミカの方は”配信が終わらない物語”となっている。

どういうことかというと、Vtuber音喜多ミカの24時間配信企画が終了した瞬間に時間が巻き戻り、また最初からやり直しになってしまうというタイムループもの。

果たして、音喜多ミカと視聴者たちはループから抜け出すことができるのか?というお話。

ちなみに、ループに気が付いているのは4人の視聴者のみである。

 

あと、文体がすごい変だからびっくりする人がいるかもしれない。

普通の小説じゃなくて、いわゆるモキュメンタリーみたいな構造になっているので、普通の小説を期待していた人はごめんね。でも変な小説を期待していた人は良かったね。

ちなみに、本文8000文字を半日で一気に書いたので、過去最高に筆の勢いが凄いことになっている。こういうのってバランス調整する担当編集もいないし、ガチで”物語の原液”って感じだね。

他の人の作品を読むのも個人的にめっちゃ楽しみ。

 

ということで、5月11日の文学フリマ東京40にて、是非お手に取ってくださいね。

場所はき-75「月をみつめる退屈な猫」です!

塗田一帆(ぬるたいっぽ)

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