壱百満天原サロメに学ぶ”バズ”と”ミーム強度”の関係

にじさんじ新人ライバー壱百満天原サロメの勢いが凄い。

2017年からVtuber界隈見てるけど、こんなにスゴいのはじめてだよ…♡

まあ強いて言えば委員長が出てきた時の雰囲気とちょっと似てる。

 

何が凄いのかって一言で言うと、初配信だけの単発のバズじゃなかったのが凄い。

既に色んな人が分析的なことしてると思うんだけれど、個人的な感覚だと、計画的なものと本人の資質が上手いこと噛み合っているように感じた。

 

例えばデビューの時期とかソロで出すっていう判断は運営によるものだし、おそらく名前とかプロフィールもそう。

でもキャラクター性(RPの強さとか)や配信スタイルは本人、あるいは身内の助言によるもの。

配信中の話題のチョイスとかワードセンスは完全に才能と経験。

 

あの配信をこの先ずっと続けると考えると、どこまで伸びるのか見当も付かない。(長期的に見ると喉とメンタルが心配だけれど)

 

もう現時点でも色んなデータが出ていて、それを追いかけるのも面白いんだけれど、中でも俺が注目したのがこれ。

 

この現象、最近見た何かに似てるなーって思っていたんだけれど、アレだ。「タコピーの原罪」が流行ったとき。

みんなしてTwitterで「わかんないッピ…」とか言い出して、連載が終わるまでずっとそんな感じだった。

 

コンテンツって単発でバズらせるのは意外と簡単で、にじさんじライバーだったら1配信、漫画だったら1話のインパクトだけの勝負でいい。

でもサロメ様とかタコピーみたいに長期的に話題性を維持させることを考えて意図的にそれをやろうとすると、物凄く難しい。

 

 

単発で忘れられるものと、長期的に続くブームの違いは何かって言うと、おそらくミームとしての強度なんだと思う。

 

”似非ゲーミングお嬢様”は、それ自体のミーム強度が凄く強い。

委員長に似てるって言ったのはそれで、”サブカル委員長”のキャラクター性とそこから飛び出すキャッチーなフレーズはやっぱり登場時のインパクト強かったから。(今ではほとんど属性に頼らずに頑張れているけれど)

 

そう考えると、やっぱり事前の計画ってのがかなり重要で、そこでミスってるとどれだけ努力しようが、広告費をつぎ込もうが、伸びないものは伸びない。(例のアレみたいなミーム化は例外中の例外)

これからインターネットコンテンツ出すよって人は、始める前から意識してみるといいかもしれない。ミーム強度。

 

バズってから人気度を維持するイメージを図にするとこんな感じ。

 

ただし、ミーム強度が活きるのは一度バズってからなので、にじさんじからデビューしますとか、ジャンプラで連載しますっていうんじゃない場合は、普通に自分がやりやすいようにやっていくのが健康に良いかもしれない。続けられなければ意味がないので。

 

まあそんな感じで、それとなく狙っていこうぜ。

ああ、早くインターネットになりたいですわ〜!

 

壱百満天原サロメYouTubeチャンネル

塗田一帆(ぬるたいっぽ)

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