【短編小説】「アンロック!」について

高校生カップルの王道ラブコメを書いた。

俺のDiscord鯖に参加してもらえれば「あとがき」が読めるので、ご検討ください。

 

前作の「無観客漫談」を公開してから3日しか経っていないんだけれど、スピーディーかつ上手く書けたのでそのままアップすることに。前作に引き続き、いや、前作以上に反応は悪いんだけれど(現時点で5いいね)、個人的には悪くない作品だと思っているし、普通に好きなので後悔はしていない。まあ後悔するほど労力を掛けていないというのが大きいかも。これがもし1ヶ月掛けた大作とかだったら流石に心折れてると思う。

 

そういえば、今作では以前「特別無電波区域」で使ったのと同じモチーフが登場していて、それは「パスワード」というもの。これは恐らく俺の手癖みたいなもので、きっとこれからも使うんだろうなと思う。

多分、この手のギミックで一番好きなのって「魔人探偵脳噛ネウロ」に出てくる電人HALとの対決シーンに出てくるパスワードで、あの演出が好き過ぎてずっと頭の中に残っているんだと思う。「鈴波アミを待っています」のラストも、パスワードではないけれど割と似たようなところあるし、そういう困難な障害を地道な努力と閃きで解決するみたいな物語が好きなんだと思う。

 

そういえば、今作ではちょっとした言葉遊びみたいなことをしていて、タイトルの「アンロック!」って、最初は鍵アカウントのことと見せかけて、実はスマホのパスワードでしたと見せかけて、最終的には「恋人と手を繋ぐ」という実績解除(ゲームの進捗的なあれ)のことだったんだけれど、これってちゃんと伝わっているのだろうか……。まあわからなくてもあまり関係ないし、別にいいんだけれど、このタイトルって個人的に傑作なので、念の為伝えておきますね。

塗田一帆(ぬるたいっぽ)

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