インターネット老人ってほど古いネタでもないのだけれど。
でも大手メディアはこういうの書けないし、誰かしらが触れておいたほうがいいと思うので、メモ書き程度に。
先日、VSingerの花譜が「不可解弐Q1」というバーチャルライブ配信を行って、そのクオリティの高さから各所で話題になった。
いよいよ当日です!!
ずーっとこの日を待ち焦がれていました、不可解弐Q1。
たくさんの方の想いや愛が密度200%に詰まって破裂してしまいそうなほどです。
どうかどうか、見に来てほしいです。
よろしくお願いします!https://t.co/5TxRP3DX6t#花譜 #不可解弐Q1#KAMITSUBAKI_STUDIO pic.twitter.com/mvSmTeFkxk— 花譜-KAF-@1010不可解弐Q1 (@virtual_kaf) October 10, 2020
そのライブの第二部は「MAGIC MOMENTS」と題されていた。
花譜 & 理芽が「まほう」を披露し、そこから立て続けに神椿スタジオの4人のシンガー(魔女ガールズ)が「言霊」で共演するというもの。
そして、ライブの最後には2ndアルバム「魔法」の発表。
ちなみに花譜が「魔法」という言葉を強調するのは唐突なことではなく、それは3番目のオリジナル曲「魔女」まで遡る。
さて、ここからが本題。
花譜が「魔女」を歌うその前年、「音楽は魔法か否か」というテーマでTwitterを中心に議論になったことがあった。
火種となったのは「BAYCAMP 2017」という野外フェスで起きた、歌手の大森靖子とロックバンド「Yogee」の小競り合い。KAI-YOUさんの記事が詳しそうなので貼っておく。
で、その議論に参加して話題になっていたのが川谷絵音。
今日ライブやって思ったけど、音楽は魔法だぞい。
— enon kawatani (@indigolaEnd) September 15, 2017
火に油を注ぐような形である。
彼は花譜とキズナアイ(Kizuna AI)のデュオ曲「ラブしい」を担当しているという関係で、それは今回の不可解弐Q1でも披露された。
川谷絵音は(更に遡っちゃうんだけれど)自身のバンドindigo la Endで「夜に魔法をかけられて」というアルバムを2013年に出していたり、その収録曲のラストが「雨の魔法」だったりする。
そして、2015年には「夏夜のマジック」をリリース。
この曲は花譜によってカバーされ、不可解弐Q1のスタッフロールのラストで流れた。
要するにめっちゃ夜でめっちゃ魔法。
この辺りの思想が、花譜のプロデューサーPIEDPIPER & 作曲家カンザキイオリと共鳴して、この2020年ついにひとつに重なったという感じなのかな。
これ以上(歌詞のワードとか)は掘り下げないので、興味のある人は自力で探ってみてね。多分ゴロゴロ出てくると思う。
余談。
俺は「音楽は魔法だ」って言い切るのは滅茶苦茶カッコいいと思うのだけれど、それと同時に「魔法なんかじゃない」って言っちゃうのも素敵だと思う。
そのどっちにも信念を感じるし、そもそも魔法の定義なんて誰も決められないのだから、自分の信じるものを信じましょう。
あと、花譜の歌声合成ソフト「可不”KAFU”」が出るらしいので、「はっぴぃ にゅう にゃあ」とか歌わせることができるようになるね。
存在しない花譜の歌ってみた#花譜美術部 pic.twitter.com/Mo1brSBzwF
— 塗田一帆🔔🌊長編執筆中 (@nulltypo) October 6, 2020
これは魔法ですわ。
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