ボクシングにはKOというルールがある。
いたってシンプルで、殴り倒されて10カウント以内に立てなかったら負け。
色々パターンがあるんだけど、前提知識はこれくらいで。
昨日、ボクシングの世界戦におけるKOの最短記録が更新されたらしい。
WBO世界バンタム級の王者ゾラニ・テテと挑戦者シボニソ・ゴニャの試合。
試合時間は11秒。相撲か。
Un KO plus qu’expéditif de Zolani Tete sur Siboniso Gonya ! #lequipeBOXE pic.twitter.com/XhjWujA1yR
— la chaine L’ÉQUIPE (@lachainelequipe) 2017年11月18日
試合の内容。
ゴニャの軽いリードジャブが空を切る。
テテが左手を下げてフェイント。
テテの放った右フックがゴニャの顎を捉え、ダウン。
ゴニャが失神していたので審判はカウントを省略。
ゴニャの詳しいプロフィールは知らないけれど、チャンピオンに挑戦するとなれば、想像を絶するような努力を続けてきたはず。それが、たった1発、0.1秒とかの攻撃で終了。
もしこれが他のスポーツだったらリベンジを目指してまた練習に励むんだろうけど、ボクシングで世界王者に再挑戦するのはかなり難しい。ゴニャは多分一生「◯◯していれば」と回顧するんだと思う。
ボクシングやっぱこえーな。
でも、やっぱおもしれーな。
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