ぐったり日和

正直に告白すると、ブログが書けない。

「1行で矛盾してんじゃねーよ毛虫モドキ」という罵倒が聞こえてきそうだけど、ここで言う「書けない」というのは、厨二病的な「最近寝てない」とか、タレントの「全くモテない」とか、性犯罪常習犯の「やってない」みたいなものだ。要するに、自分の満足のいくようにはできていないという意味。

そして、これはブログだけの話ではなくて、他の全ての人間的な行動が、最近は思うようにはできていない。

 

「◯◯ができない」と言うと、「まずはとにかく手を動かせ」というアドバイス(と言う名の説教)を脊髄反射で返してくる壊れた単細胞みたいな人がいるけれど、そんなのはクララに向かって「起立」と言っているようなものであって、こちらの姿を見ようとしていないに等しい。

 

何かができない(できなくなった)時は、必ず何かしらの原因がある。しかし、それを突き止めるのは非常に困難だ。肉体的なコンディションなのか、精神的なものなのか、外部環境のせいなのか、容疑者を挙げていったらキリがない。最終的には呪縛霊を引きずり出すために寺生まれの友人を尋ねるような展開になる。そこから先はバトル漫画の世界だ。

 

「できない系」の症状には、何かしらの名称が付いていることが多い。

「不眠症」とか「◯◯音痴」はわかりやすいけれど、中にはきちんと調べないとたどり着けないようなものもある。

スポーツ、ダンス、楽器の演奏等で特定の動きができなくなったのなら「イップス」の可能性が高い。そんな時、その名称を知っているだけでも、気分的に少しは楽になる気がする。ちなみに、文書が書けないというのは「ライターズ・ブロック」という症状だ。

名前が付いているということは、昔から多くの人々が苦しんできた証拠であると言える。そして、その分だけ多くの解決策が提案されてきたはずだ。それを虱潰しに試していけば、何かしらの改善が期待できるかもしれない。

 

いまの俺の場合は、「気象病」というのが大きく絡んでいる気がする。

これは、気温や気圧の変化で自律神経がごちゃごちゃすることによって体調や気力がごちゃごちゃするというやつだ。

調べれば色々な対処法が見つかる。「風呂に入ろう」とか。でもさ、風呂に入れないときはどうしたらいいだろうね。「入浴 やり方」で検索しても美容とかダイエット系の記事ばっかヒットするんだけど。俺がこれ以上痩せたら桐谷美玲になるぞ。

 

よし、どうにか1000文字書いた。

書けたということは、書く能力は失っていないということになる。つまり、完全に気分の問題。

もし気象病が原因だとしたら、季節が安定すればまた動けるようになる。でも他の原因、例えばいまちょっとした訴訟を控えているんだけど、そういうのが原因であれば、それが解決するまでは治らないだろう。

 

あー、もしかしてこれ、ブログとか書いてる場合じゃないってだけかもね。

いやー困った困った。

塗田一帆(ぬるたいっぽ)

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