noteでオリジナル短編小説「ハローユニゾン」を公開した。
短い小説を書きました。
冴えないミュージシャンがソファに座る物語です。
noteで無料で読めます。https://t.co/aOm1IlgVj7— 塗田一帆🛸短編小説書いた(2本目) (@nulltypo) February 1, 2020
俺のDiscord鯖に参加してもらえれば「あとがき」が読めるので、ご検討ください。
さて、作品についての思いとか考えはあとがきにほとんど全て書いてしまったので、ここではフォロワー向けにもっと細かいことを中心に語っていこうと思う。
まず、なんで小説なんて書き始めたかっていうことから説明したいんだけれど、これに関しては本当に単純で、書いてみたら書けたから書いた。これまではこのブログとかで何かの解説とか自分語りを中心に執筆していたのが、ちょっとフィクションもやってみたってだけの話。
これまでに小説を書いてみた経験っていうのは何度かあるんだけれど、多分今回のが一番ちゃんとできたと思っている。「テンプレートから創る」っていう手法が上手くハマった感じ。
「ハローユニゾン」はだいたい5時間くらいで書き終わって、そこから5日間くらい推敲して(これがきつかった)、そして昨日の夕方にnoteに投稿した。
何故noteを選んだのか。
普通、小説って言ったら「小説家になろう」とか「カクヨム」とかが主戦場だと思う。ただ、俺の場合はいくつかの理由があってnoteを選んだ。
理由①:ドメインが良いから。
「note.com」って強いでしょ。以前は「note.mu」っていう気持ち悪いやつだったんだけれど、去年の冬頃に移行したみたいで、「それなら使ってみたいな」という気持ちになった。
理由②:マネタイズができる。
noteって本当に簡単に記事を売ることができるので、それをやってみたかった。これまでウェブ上にはっきりとしたキャッシュポイントって作ってこなかったんだけれど、有料記事のシステムって面白そうだし、罪悪感もほとんど無いから、試してみた。(まぁ実際は無料で読めるんだけれど)
理由③:デザインが良さげ。
一般的な小説サイトって物凄くごちゃごちゃしていて、あんなものは使いたくなかった。noteのデザインって圧倒的にシンプルで、使いやすそうだなと。これについては、実際に使ってみると痒いところに手が届かないような部分もあったので、運営には積極的にフィードバックを出していきたい。
さて、システムについてはこのくらいにしておいて、執筆についてもう少し補足したい。
フィクションを書く上で、一番辛かった部分は、「固有名詞をどうするか」というところだった。実在する企業名を出すわけにはいかないプロットだったし、「Amazon」の文字りの「ユニゾン」に辿り着くまでは本当に苦労した。
まぁ結果として、呼び出しのキーワードとの組み合わせの「ハローユニゾン」といういい感じのフレーズ(タイトルでもある)を生み出せたので、長時間粘ったかいがあった。
その他の、例えば商品名とか曲名はあえて出さなかった。別に考えるのが面倒臭くてボカしたわけではない。
最後に、実際に作品を世に出してみて感じたこと。
ネットで短編小説はマジで伸びない。
これは俺が属しているコミュニティーが動画やゲーム中心になっているというのもあるとは思うんだけれど、いやそもそもさ、短編小説がガチでバズってるのって見たことある?俺は無いです。
だから、本当に伸ばしたいと思ったら長編(なろうみたいなやつ)を書くか、あるいは絵師の人に依頼して漫画にするくらいしか無いんじゃないかと思う。そうじゃなかったら内輪ネタかな。
短編小説だけで勝負するってほとんど無理ゲーなんだけれど、まぁその中に気付きもあると思うので、もう何本かだけ書いてみようかな〜くらいの気持ちでいる。今回、実際に読んで感想をくれたり、有料記事を買ってくれた人もいたので、流石に1本だけで投げ出すのは無いかなって。
ということで、とりあえず「小説を書くための本」みたいなのを2冊買ってみたので、少しの間試行錯誤してみるね。俺が苦しむところ見てて。
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