フランスがAppleとGoogleを提訴するんだと。話の規模がでけぇ。
フランス経済相の担当者が言うには、AppleとGoogleはその強すぎる権力を振りかざして開発者たちにやりたい放題していると。
わかる。
Googleにはあんまり不満とか無いけど、Appleはホントにダメ。
デベロッパー登録料だけで年間12000円取るし、Mac無いとサブミットできないし、レビューは相変わらずガバガバだし、ストア規約とか開発ツールの仕様とか突然変えてくるし、アプリの機能に滅茶苦茶制限掛けるし、レビューは相変わらずガバガバだし。
と、愚痴を書き出したらキリがない。
俺なんてそれほど被害を受けてるわけじゃないけど、「ゲームシステムを強制的に変えられた」とか、「突然垢BANくらった」とかいう事例もあるから、そういう訴えが出てくるのも頷ける。
これはアプリストアというプラットフォームの構造上の問題だけど、他にも色んなサービスで似たような不満は多いと思う。
最近だとYouTubeとTwitterはかなり酷くなってきたなと感じる。
YouTubeに関しては、前回の規約変更(この記事の件)もあるし、とにかく収益化に関するガイドラインが厳しくなってきた。その一方で、一部のユーザーだけにスポンサー機能を提供していたり、明確に格差が発生している状況。
Twitterの方は凍結&凍結で、いたずらで通報されたアカウントだとしても、謎の基準に引っかかれば容赦なく粛清されるシステム。運営方針が完全に独裁国家のそれ。
そうだ、Twitterに関しては最近こんな発表があった。
Twitterルールに違反したことでアカウントが凍結になった場合、どのツイートがどのルールに違反しているのかを、メールにて、より具体的にご連絡するようにいたします。なお、メールには異議申立てを行われる際のリンクもご案内しています。 pic.twitter.com/GEmc7iiuKL
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2018年3月14日
その ”不安になるフォント” 使うのやめてくれ。ちゃんと日本語読めるの?
というわけでね、どんなウェブサービスにおいても、ユーザーというのは提供者側の規約に従うしか無いんですよ。
だから、ひとつのサービスに頼り切ってコンテンツを提供するってのは、便利な半面、同時にリスクも背負っているということを自覚しないといけない。
俺は最近、このサイトを自分のコンテンツのポータルとして育てようとしてるんだけど、これはそういうリスクに対する自衛としてかなり有効だと思っている。
自分のドメインを中心にして、分散投資的にコンテンツを置いていくスタイル。
これによって、もし仮にTwitterやYouTubeのアカウントが突然BANされても、別の何らかの手段で動画もテキストも提供し続けられる。
「個人サイト時代の再来」があるとしたら、こういうタイミングかもしれんね。
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