「平面惑星」について話そうと思う。
もうずっとTwitterで話していることなんだけれど、改めて書き残しておこうかなと。「俺と平面惑星の2週間」みたいな。B級SFのタイトルか?まあいいや。
「何のこと?」って人がもしいたらひとつ前のこの記事から先に読んでほしい。
まず、製作者の機能美pのことを最初に知ったのはこのツイートがきっかけだったと記憶している。
【必見!】マジで素敵過ぎる映像作品を紹介させてください😹😹😹この世から某つぶやきSNSが滅亡していく様を描いた、めちゃくちゃワクワクするお話です😹
最高~~~~!!!煩悩事変/機能美p(@Quino_vi)
https://t.co/RQobCNixUaなんとフィンおじもゲスト出演してます!(いらない) pic.twitter.com/YuQRslFuqO
— フィンダーおじさん😹 (@FinOji_ch) October 12, 2019
そう、みんな大好きフィンダーおじさん。
名取さなが相槌を打ってくれるシステムとか作ってた頃は、俺の糞プロダクトと若干被っていたこともあって、ちょっとした敵対心を抱いていたりもしたんだけれど、今では大好きフィンダーおじさん。
このツイートにある「煩悩事変」がきっかけで機能美pのYouTubeチャンネルを登録したんだけれど、特に過去の動画を漁るようなことはしていなくて、平面惑星の存在を知ったのはDoGA CGアニメコンテスト入賞の報告動画から。これは平面惑星の冒頭部分のパロディみたいになっているんだけれど、そんなことにも最初は気付くはずなく、「とりあえず見てみるか〜」くらいのテンションで初視聴。そして衝撃。
なんでこんな面白い作品が埋もれてんだよ!?っていう、戸惑いと嘆きと怒り。この怒りというのは、それまで知らなかった俺自身にもそうなんだけれど、既に視聴している7000人は今まで何やってたんだよっていうのも含まれている。「これはもっと伸びるべき」じゃねーよ、お前が伸ばすんだよ。ということで、取り急ぎこのブログで紹介してみることに。しかし、翌日にコミケ参戦(売り子としてサークル参加)を控えていたこともあり、雑に書き殴ったような記事になってしまった。勿論、アクセス数は全く伸びず。
コミケが終わり、年が明け、「これは時間がある内に書き直したいな〜」とか思いつつ親戚とのひとときを過ごしていると、機能美pが俺の紹介記事をツイート&フォロバしてくれるという急展開。ここで、スイッチが入る。
お正月暇だなあ、という方は何卒。何卒。
>「平面惑星」を昨日まで知らなくてごめんなさい https://t.co/Zri9eBPA8p— 機能美p (@Quino_vi) January 2, 2020
この流れで早速DMを送って、自分がパッケージフェチであること、平面惑星が死ぬほど刺さったということ、紹介記事が雑で弱かったので書き直そうと思っていることを伝える。ちょっと引くくらいの文章量だったと思う。
それから、DMで軽く取材というか制作に関する話を訊きつつ、並行して紹介記事を書き直すことに。タイトルも強くして、本文のスクショを添付してのツイート。Twitterの名前の後ろもコミケの配置から「平面惑星を観ろ。」に変更。こんな試みは初めてのことだった。
【緊急】
こちらの記事、機能美pさんを直接取材できたのもあり、ほぼ全文丸っと書き直しました。
この作品が伸びない世の中、絶対バグってると思うので、かつて無い高火力で執筆しました。【ネタバレなし動画紹介】「平面惑星」を昨日まで知らなかった俺を殴りにいきたいhttps://t.co/ULRWyU7nHv pic.twitter.com/STArnmpcdv
— 塗田一帆🛸「平面惑星」を観ろ。 (@nulltypo) January 2, 2020
この書き直しによって記事へのアクセスはまあまあ伸びたんだけれど、本編の再生数はまだ1万を超えないくらい。
さあどうする。
ここで諦めて、そのまま忘れてしまうこともできる。別に誰にも怒られないし、デメリットは特にない。ただ、「全力を出したか?」と言われれば、まだできることはある気がする。平面惑星の主人公はさ、これまで培ってきた経験を活かして、あの長い旅路を乗り切ったわけで。じゃあ俺は?まだできることが残っているのでは?
……とは言っても、平面惑星という作品はその性質上ファンアートなんて(俺には)描けないし、いま部屋にあるのはパソコンと楽器くらいで……あるじゃねぇか!コントラバス!
という流れで、最強の時事ネタ「カルロス・ゴーン」を使った動画の掴みを思いつく。(その後の調査で本当はコントラバスケースではなく音響機材のケースだったことが判明したらしいんだけれど、細けぇことはいいんだよ!そもそも俺はカルロス・ゴーンじゃねぇ!)
後はもう撮影するだけだ。リアルアバター(自分の身体のことです)を使った動画制作はかなり長い間禁術として避けてきたんだけれど、もうそんなこと気にしてる場合じゃないだろってことで、その封印を解いちゃうわね。潜影蛇手!
「平面惑星」を観ろ。 pic.twitter.com/vHPjOGuX01
— 塗田一帆🛸「平面惑星」を観ろ。 (@nulltypo) January 5, 2020
こっちのツイートはやっぱり紹介記事よりもウケがよくて、現時点で5万再生を超えている。俺のフォロワーで結構数字を持っている人もRTしてくれたり、かなり助けてもらった。いつか恩返ししなければ。
このTwitter動画及びその波及効果からそこそこの人数を流せたみたいで、本編の再生数は現在14000回くらいに。俺が最初に観たときの丁度2倍ということで、まあこれくらいが現状の限界かなぁという気持ち。俺自身が最初からもっと数字を持っていればよかったんだけどな、などと自惚れてみる。というか、結構マジでいま力がほしい。
ちなみに。
「何かの間違いでバズってくれないかな〜」というゆるい願いを込めたこんな動画も作ったんだけれど……
YouTubeの高評価ボタンを何回でも押せるようにしてみた。詳細はリプ欄。 pic.twitter.com/X5E9njJ6gr
— 塗田一帆🛸「平面惑星」を観ろ。 (@nulltypo) January 10, 2020
ここまで滑るとは思わなかった。
これは無かったことにしておきたい。切実に。
というわけで、インターネットって本当に難しいねというお話でした。
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あと平面惑星を観ろ!!!!!
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